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柴田罫線理論を既に知っている方

柴田罫線理論(しばたけいせんりろん)は、柴田秋豊(しゅうほう)先生が一生をかけて編み出した相場分析法です。
その投資手法を使いこなせば、間違いなく高い投資効率が得られますが、その相場分析理論を正しく理解し、実践されているのは、実際にはほんの一握りの投資家であるといっても過言ではありません。
例えば、基本的な以下のような内容を、しっかり理解されていますか。


柴田罫線理論の基本 その1
 

ファンダメンタルズ(材料)を一切加味しないのが柴田罫線理論

-柴田秋豊先生の言葉-
「世の中がどうであろうと、銘柄が何であろうと、材料が何であろうと、それらを加味して罫線(チャート)を観測してはならない。加味するということは、罫線を冒涜(ぼうとく)するもので、その観測に誤りを生じさせる。」

矢印  柴田罫線理論による相場分析に、ファンダメンタルズ(材料)分析を加えた方が、より高いパフォーマンスが得られると考えるのならば、それは柴田罫線理論の根底を理解していないことになります。価格(株価)には世の森羅万象を織り込んでいるという意味、だから相場分析にはファンダメンタルズ(材料)を一切加味しないという意味をしっかり理解しましょう。


柴田罫線理論の基本 その2
 

鈎足は売買サイン(法則)が出現するごとに途転(転換)・追撃をするのが原則

-柴田秋豊先生の言葉-
「秋豊流鈎足はろあ、ろく、ろゑ、ろさ、4法則(全31パターン)のうち、1法則に出合う毎に途転、追撃する」

矢印 鈎足の売買サインが、2つ出現したときが転換サインであるとか、多く出現した方が有効であるとかは、基本的にありません。柴田秋豊先生が考案された秋豊流鈎足は、1つのサインが現れる毎に、機械式に途転(転換)あるいは追撃をおこなうというのが、正しい利用法です。たった1つのサインの出現でも、しっかり意味のあるサインならば、転換ポイントとして買い(売り)場をとらえることが的確にできるのです。
柴田秋豊先生が実際に用いていた秋豊流鈎足の詳細はこちら

柴田罫線理論の基本 その3
 

棒足(ローソク足)、鈎足、それぞれの売買転換ポイントは一致する。

-柴田秋豊先生の言葉-
「鈎足に加え、棒足(順張、逆張)による観測を併用して観測すれば、万全を期せられる事はいうまでもない」(総体的注意事項より)
→売買転換ポイントを異なる2つのチャート分析法で観測することにより、より確実に転換をとらえることができる。

矢印

相場の転換点を判断するのに、鈎足のサインに棒足のサインが加わったら転換を適用するということはありません。
柴田罫線理論の考え方は共通ですが、棒足、鈎足のチャート、分析はそれぞれ独立しており、それだけで転換をとれるように考えられています。ただ、デイトレードから長期投資までのあらゆる投資スタンス(売買してから手仕舞うまで)に適用できるのが棒足(ローソク足)での投資法で、その日の終値を元に転換サインを出現させる鈎足は、短・中期的な投資スタンスでの適用となります。
つまり、投資スタンスを合わせれば、どちらの相場分析手法を用いても売買転換ポイントは基本的に一致します。

現在、広く普及している「柴田罫線」といわれるものは、柴田秋豊先生が一生をかけて編み出した相場分析法とは明らかに異なる手法となっているものがほとんどといえます。柴田罫線理論をさまざまな形で自分なりに変えていくことは問題ありませんが、まずは柴田秋豊先生が築き上げたオリジナルの柴田罫線理論の基礎を知ってから変えていく必要があるといえるでしょう。

まずは、その考え方をしっかり理解してください。それだけで、その後の投資パフォーマンスは良くなるはずですから。

柴田秋豊先生オリジナルの柴田罫線理論の考え方を学びたい方はこちら

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